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徳之島の元気な高齢者たち【令和6年度刈払機講習会】の様子をご紹介



2024年8月26日に徳之島町シルバー人材センターでは、毎年恒例の「刈払機取扱作業者教育」を行いました。


常日頃から刈払機の事故については、会員の皆様も一番に注意している事項でして、安全意識の高い会員がたくさん参加くださいました。




今回は、講習会終了後に発行する修了証の顔写真を講習会前に1名ずつ撮影したのですが、そのこともあって皆さん真剣な表情で講習会に臨まれていました。


座学も楽しく学習しました!


座学に先立ち、講師の紹介を行いました。



今回の講習会で講師を担当するのは、労働安全衛生特別教育も修了している上田氏と八納氏の両名です。

上田氏は、令和6年度より安全委員も担当し、安全作業に対する意識を強くもっています。


上田氏からも「刈払機の事故は、大きな怪我につながる。皆さんで十分に注意していきましょう」と挨拶がありました。


今回、30席準備して講習会に臨んだのですが、参加者の多さから徳之島町シルバー人材センターの会議室は、一杯一杯で、後方では、テーブルのない席まで出来てしまうほどでした。



普段でしたら、仲間が集まると近況報告で話し声が絶えないシルバー会員の皆さんでしたが、今回の会議室の中では、本当に静かに講師の発言に耳を傾けていました。


座学は、ついつい飽きてしまうもの。


会員の皆さんが興味のありそうな替刃(上下刃低速回転バサミ刈り方式など)を紹介したことで、座学も集中力を欠くことなく進められたのだと思います。


替刃を紹介しているシーンでは、真剣そのもので、替刃に視線を送っています。



こちらの替刃を皆さんの手に取って見てもらうと、さらに興味を持って見ているようでした。



講師の上田氏が、厚いテキストの中から特に重要な事項を抜粋して説明しておりましたので、受講した会員の皆さんも、満足した表情で座学の会場を後にしていました。


実技講習は「下久志公園」にて行いました!


実技は、「下久志公園」に場所を移して行われました。


実技の講師を務めるのは、八納氏。

八納氏は、「農業機械技術指導士」も取得している農業機械のエキスパート。

今年度からシルバーセンターに導入した4サイクルエンジンと2サイクルエンジンの違いや注意点などを事細かに説明していました。



説明を受ける会員の皆さん。



左端でヘルメットを被り写真に写っている東天城の阿多さん。

4サイクルの新しい刈払機に興味津々。

いつまにやら最前まできて、八納氏の説明を受けていました。


一通りの説明が終わると、実際に下久志公園の草を刈っていきます。



座学講習で共同で作業する場合は、後方から離れて作業するように説明があったのですが、きちんと守られています。学んだことをキチンと守って作業する姿に真剣さを感じました。


刈払機による作業は、性格が出やすいもの。



几帳面な川端氏が草刈りした後ですが、地面の色が見えるまで地面スレスレから草を刈っています。几帳面で丁寧な仕事がモットーな川端氏。

誰よりも低い刈り高さでした。

座学中に危険箇所では、高刈りを推奨しましたので、そのあたりはキチンと守って欲しいものです。


今回の刈払機講習は、たくさんの参加者でしたので、広い下久志公園もあっという間にきれいになっていきました。





夏場は、バーベキューなどを楽しむ人も多い「下久志公園」。

日頃からお世話になる徳之島町民の皆さんに、良い恩返しが出来たのではないでしょうか。


ちょっと一息


作業の合間の休憩の様子も紹介します。



直射日光の強い徳之島。日光の下で草刈り作業をしていると体力の消耗も激しいです。

日陰を見つけての休憩ですが、普段一緒に作業していない人たちが一緒になると会話も弾みます。


皆さん、楽しそうに普段のお仕事の話など情報交換をされていました。



こちらの写真は、櫻木氏と前田氏。

前田氏は、ここのところ普段の仕事もあるため、月曜日と水曜日のみシルバーセンターでのお仕事を行っています。

最近、会えなかった仲間を見かけると日陰に誘って挨拶をしているようでした。


自分自身のペースで仕事を行える、シルバー人材センターの良さだと感じました。



嬉しかったこともあるぞ!


こちらの風景



刈払いといったら、羽當氏というくらいに草刈りを専門に作業をこなす羽當氏。

徳之島町シルバー人材センターでも草刈りだったらエースでしょう。


そんな草刈りのエキスパートが、他の作業箇所から離れて草刈りに不慣れな柳田氏を誘ってマンツーマンで指導していたのでした。


嬉しく思った私は、すぐに羽當氏に駆け寄り、「ありがとうございます」と声を掛けたのですが、羽當氏より「手伝ってくれる人を育てているだけ」なんて照れた顔で返事が帰ってきたのですが、後輩をきちんと育てる姿に嬉しく思いました。


本日のまとめ


「令和6年度刈払機講習」の様子の紹介でした。


刈払機講習を行うと、会員さんの作業レベルなども職員として把握することが出来ます。また、作業メンバーを選ぶ際の情報も掴むことができました。


年1回の刈払機取扱講習ですが、来年度も会員の皆さんが満足する1日となる刈払機講習を計画したいものです。

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