「令和6年度定時総会」を開催しました!
- tokunoshima-sjc
- 2024年6月11日
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令和6年5月30日に徳之島町シルバー人材センターでは、「令和6年度定時総会」を開催しました。
会員勤続表彰が行われました!
総会に先立ち、会員の勤続表彰を行いました。

今回の表彰対象者は、勤続25年(1名)、勤続20年(2名)、勤続10年(2名)の合計5名でした。
シルバー人材センターへの入会条件は、60歳からですから、勤続25年となると、最短で入会したとしても85歳。そういった高齢者になっても元気に働いてきたということは、素晴らしい実績です。
今回、勤続25年表彰を受けた榊原氏。

本当に指名を沢山頂く会員さんで、出来ない仕事が無いのではないかというくらいにテキパキとなんでもこなす榊原氏。
他の会員さんからも一目おかれる存在です。
そして、勤続20年表彰を受けた中山氏。

中山氏も剪定から草刈りまで何でもこなすエース的存在で、理事や安全委員も務めます。
また、中山氏は、ハーモニカの演奏者でもあります。

今回も総会の開始前には、徳之島町シルバー人材センター応援歌「明るい職場」の合唱において、ハーモニカで伴奏をしてくださいました。

現在は、一度体調を崩されてから現場の最前線から離れておりますが、今でも仲間たちの相談役として頼もしい存在です。
勤続20年表彰は、もう一名いらっしゃって、前田氏となります。

海岸掃除で大きな流木があれば、チェーンソーを持ってバリバリに作業をこなしていたとか。現在でも墓地の清掃や小さな空き地の除草剤散布など、頼りになる存在です。
勤続10年表彰では、宝野氏。

宝野氏は、勤続10年といえど87歳。
世間で、87歳といえば身体があちこち悪くなったり、寝たきりなってもおかしくない年齢。こうやって総会などに元気に出席できるのは、普段からの生活があるのでしょうね。やはり常々、外出したり身体を動かしている方は、年齢を重ねても、お元気です。
もう一名勤続10年表彰で、澤氏。

芸達者な澤氏は、イベントに欠かせない存在。
シルバー人材センターのバンド「シルバーズ」では、ボーカルをこなしたり、イベントで舞を披露したりと多才ぶりを発揮しております。
定時総会の様子をご案内
今回の総会の司会は、職員の向山が務めました。

総会ということで、黒子役として奥様も応援に駆けつけた向山。少々、緊張しているようにも感じました。
向山の進行で総会は、進められて行きます。
まず最初に理事挨拶となるのですが、開催30分前に急遽理事長である徳之島町長 高岡秀規が都合により欠席という連絡が入り、代役を副理事長の政木氏に行って頂きました。

急な依頼となりましたが、しっかりと代役を務めました。
続きまして来賓祝辞は、行沢議員。

行沢議員の来賓祝辞ですが、高齢の会員さんでも理解しやすいように噛み砕いた言葉の選び方で、とても親しみやすい文面でした。
行沢議員、ありがとうございました。
議事へ進んでいきますが、今回議長を務めたのは、小山田氏。

総会の議長といったら、小山田氏。
理事でもあり、会員の皆さんからの信頼も厚い、小山田氏。今回の大役も卒なくこなして頂きました。
議事に入ると、会員の皆さんは、真剣そのもの。

筆記具を片手にメモを取ったり、アンダーラインを入れながら、説明に耳を傾けておりました。
普段は、陽気な政岡さんも目を細めながらも、資料に目を通しておりました。

4月に行われた会計監査の報告については、監事の藤山氏が務めました。

懇親会も盛大に行われました!
懇親会の乾杯の音頭は、徳之島町役場総務課長の村上氏にお願いしました。

「私も近い将来、皆様のお仲間にいれてください」と親近感の湧く挨拶で、皆さんを和やかな雰囲気へ持って行ってくださいました。
今回の席については、ある程度は、事務局の方で定めさせて頂きましたが、殆どがくじ引きにより座席が決められました。
そういったこともあり、普段は、交流のない別の地域の方とも、お酌を交わしたり、楽しんでいるようでした。

こちらの写真は、亀津地区の當山氏が山地区の高田氏へお酌しているようすです。日常の業務だと地区が離れると、なかなか一緒に作業することが無いため、こういった懇親会で交流が深まれるということは、すばらしいことだと感じます。
最初の内は、慣れない人たちと会話が弾まないのか、静かに準備された料理を口に運んでいます。

しかしですね、アルコールも入り、打ち解けてくると、

このように、笑顔で会話を楽しむようすも見ることができました。
こちらは、今回の勤続年数表彰を受けた方達の席。

「おめでとうございます」その言葉が似合う席となっています。
おっと!

料理人の前田氏がエビ天を口に入れようとしている瞬間を激写。こちらの前田氏も普段から多忙な中、業務に協力頂いている上に、今回の総会でも議事録署名人を務めて頂きました。
軽く食事が済むと、余興の司会の為に安全委員長の稲氏がマイクを握ります。

余興の部のトップバッターは、4月に徳之島町副町長の任を終えた、幸野氏と理事の小山田氏です。

披露した曲は、三田明氏の「美しい十代」。今回、幸野氏の方から小山田氏の方へ「トップバッターに二人で歌おう!」と申し入れがあったそうで、曲の1番を幸野氏、2番を小山田氏、3番を一緒にということで、最後は、盟友同士、肩を組んで歌を披露してくださいました。
懇親会でのカラオケといったら、この人も外せません。

今年、87歳という高齢ながら、公民館講座で学んだという原田悠里の「明日のしあわせ」を歌いました。
相方の永吉氏が家族旅行で不在となってしまった政岡氏。予定では、永吉氏と「百歳音頭」を披露するはずでしたが、一人となってしまっても、歌を披露してくださいました。

歌った曲は、美空ひばりの「浜っ子マドロス」。政岡氏が歌い出すと会員さんも席を離れ、踊りだす盛り上がりよう。

昨年の総会でも、政岡氏が歌い出すと、会員さんが踊りだしていました。
さてさて、エビ天のお味は、いかがだったでしょうか?
徳和瀬の前田氏も歌います。

夜は、居酒屋「良酔」、昼は「百歳」にて料理人として働く、前田氏。料理人としてのお仕事の合間にシルバー人材センターの仕事をしてくださっているのですが、よく頑張って貰っています。今回も、桂春団治の「浪花しぐれ」を披露してくださいました。
ここまでは、事務局の方で、懇親会の流れがよくなるようにと、あらかじめ、曲をお願いしていた方達ですが、この後も、我も我もとカラオケへエントリーして頂きました。
カラオケ中でも、皆さんとの会話を楽しむ小山田理事。

全ての席を周り、挨拶をされているようでした。
引き続き、カラオケを楽しむ様子を紹介します。
こちらは、山地区の高田氏。

亀津の清山氏。

清山氏が歌えば、この人も東氏

金見の太良氏も忘れてはいけません。

泉ピン子氏の曲を披露したのは、尾母の幸山氏。

まだまだ、歌いたい人が続くのですが、ここでちょっと一休み。
職員のお子さんも学校を終えてから、応援に駆けつけてくれました。

舞台が始まる前に衣装に着替え、お父さんである職員の向山と打ち合わせをしている様子ですが、緊張している様子が伺えますね。
しかし、いざ音楽が始まると元気いっぱい可愛らしい踊りを披露してくれました。

あまりに可愛らしい踊りに、会員の皆さん、目を細めながらにこやかに応援していました。
可愛らしい踊りの後は、徳之島町シルバー人材センターの姉御。染川氏が歌います。

会員の皆さんを自分の世界へと引き込んで行っていました。
そして今までは、母間地区の会員だった行島さんも歌ってくださいました。

行島さんは、子供たちが亀津地区に家をプレゼントしてくれたということで、現在幸せまっさかり!口を開けば新しい家のこと。懇親会でも終始にこやかにされていたのが印象的でした。
東天城地区の方々も次々に歌ってくれました。
當氏。

轟氏。

東天城地区のマスコット。
太良氏。

元気があまり過ぎている太良氏。姉御染川氏と一緒に歌おうと、染川氏を必死に誘っておりました。

余興司会の稲氏より「来賓は、1曲歌わないと帰れない」ということで、カラオケに応じてくれたのは、行沢議員と村上総務課長でした。

宴も終盤ということで、選曲したのが「花の徳之島」だったこともあり、会員の皆さんも楽しそうに踊りだしていました。

徳之島の宴といえば、最後に「ワイド節」「六調」で締めると続くものですが、今回もその流れとなりました。
「ワイド節」「六調」を演奏するのは、三味線が東氏、太鼓を清山理事が担当しました。

聞き慣れた音楽が流れれば、会員さんたちも所狭しと踊ります。


勤続表彰者の席も楽しそうでした。

オレンジのポロシャツを着た職員も盛り上げようと、会員の輪に入って踊ります。

そして、ここで姉御染川氏から、かわいいアイドルに六調の指導が入ったようです。


このようにして徳之島の文化は、伝えられていくのですね。
総会のまとめ
最後に、万歳三唱を住民生活課の大山課長にお願いしました。

最後の締めとなる万歳三唱。楽しい時間を過ごした後ということもあり、皆さん元気に万歳をしておりました。

右奥に写る行島氏をご覧ください。
身体全体で喜びを表現してくれています。
徳之島町シルバー人材センターでは、年度の節目となる「令和6年度定時総会」を無事に終えることが出来ました。
懇親会で会員の皆さんが一つとなり盛り上がったように本来の業務でも、素晴らしい仕事をしてくれるとことを願います。
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